グラビアからAVに流れることに、どんな影響、副作用が出るのか?
この作品で、なんとなく感じることができる。
グラビアとしての認知度、焦りのようなものが、どうしても見え隠れして。
きわどいグラビアの連続が、AVへの垣根を低くしているのは間違いない。
でも、一旦入ったAV界から、ステップアップする困難さは白峰ミウ本人が
一番よくわかっているはず。さすれば、ここで生きていくだけの決意と
良い意味でのしたたかさが、これからのAV女優生活を大きく変えるもの考える。
この作品を見れば、彼女はちゃんとした覚悟をお持ちのようで。
やたら緊張や手汗具合から、逃げ出したいような葛藤があったはず。
グラビアとの違いを尋ねられた時、即答で「全然違う」と答えた。
そして、前向きに「思ったより楽しい」と半ば強がりの発言もあり。
そんなデビュー作にて、自分の決断を自ら奮い立たせるような、
そんな気になる作品でした。
白峰ミウ、応援したくなる立派な「AV女優」である。